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まぎのPC話

第4回 PCと私(その4)

私の初のWin95搭載マシン:東芝 Satellite


私がはじめてWindows 95の搭載したマシンを自由に扱ったのは、 実は、就職が決まって、その会社(今勤めている会社)の研修用で配布されたノートPCだった。 会社からは「自由に使ってもOK」と言われていたので、大学に持っていって卒研にも使用した。 (発表用のプレゼンテーション作成のため、MS-PowerPointを使っていた)

さて、当時の私はDOS&Macの両刀使いであったが、なぜか窓には縁が無かった。 一応NTマシンがあったにはあったのだが、あれはほんとに使ってるだけ、って感じで嫌だった。 メールソフトなんて、MS-InternetMailしか使わせて貰えなかった。最悪だ。 だから、基本的にはマックのEudoraでメール送受信を行っていたものだ。

そんな中で、ちょっとだけ自由に使えるWinマシンがあったのはとてもうれしかった。 スペック的には、CPUがPentium 133MHz、メモリが32MBと当時のノートPCでは結構良かった方だと思う。 私の98君ではどれを取っても太刀打ちできないスペックであった。 (単に私の98がボロいだけ、ともいいます。) 液晶がTFTではなかった為やや見づらかったものの、あまり気にはならなかった。

このPCが配布された理由は、本社から送られてくるメールを受信し、そのメールに添付されている 問題を解いて回答をメールで送る、すなわち通信教育にあったのだ。 月1で送られてくるメールの問題を解くのは結構楽しかった。 というのも、問題はC言語なのだ。それまでCをほとんど触っていなかった私だったが、 新しい言語を覚えていくことに喜びを感じてさえいた。 そのころ、卒研で使ったPerl言語も覚えたてで、表記が似ていることからそこそこ楽に覚えられた。 といっても、基礎の部分だけの話であるが。

話をマシンの方に戻そう。

これまでほとんど窓95を触ったことの無かった私だったが、抵抗感はまるでなかった。 一応、大学でNT4を使っていたからである。 見た目のインターフェイスはNT4と95ではほとんど変わらないから、これは当然かもしれない。

会社に入ってからも、しばらくはこのサテライトの世話になった。 一度OSを入れ直しはしたが、故障もなく、結構良いマシンであったというのが私の感想だ。 Pentium 133MHzではあったが、結構処理が早く感じられた。これで液晶がTFTだったなら言うこと無しだったかも。 東芝製のノートPCって、いいのかもしれない。 (サービスについては触れない方がいいかもね。例の事件もあったことだし)

おまけ
その後、あのサテライトらは私達の後輩たちの研修マシンになっていた。
見ると、それはWindows 98になっていた。
Pentium 133 、メモリ32MBのマシンに窓98……
いくら窓95では良いマシンだと言っても…無謀と言う他ないと思う。

(1999/11/25)

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