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まぎのPC話

第11回 OSについて(1)

Windowsの核?:MS-DOS


PC用OSとして、マイクロソフトが開発したCUIベースのOS、MS-DOS。 Windows上の「MS-DOSプロンプト」を起動した時に出る黒い画面がMS-DOSの画面だ。

私がPCを使い始めた頃は、MS-DOSのバージョンは5.0であった。 窓用起動FDで起動したDOSが7.0といわれているから、2世代前のDOSといえるだろうか。 MS-DOSのバージョンアップは、Windowsと違い、見た目にはわかりずらいものであったそうな。 (もちろん、内部的にはかなり変わったが。)

私がMS-DOSを使い始めた時期は遅かった。当時、Windows3.1が主流になりつつあった。 しかし、当時の私はPC98用ゲーム(DOS用がほとんど)で遊ぶのが主なPCの使い道であったため、 学生時代の4年間は、ほぼDOSユーザーであった。 私にとって、MS-DOSはOSの中では一番長いおつきあいなのだ。

CUI(Character User Interface)。コマンドを打ち込んで命令を出すOSのことだ。 UNIX系OSもCUIになるであろうか。 MS-DOSはUNIXを真似ている部分もかなりあるようだ。 その成り立ちを勉強したこともあったが、詳しいことはあまり覚えていない。 マイクロソフト社が他会社が作成したOSを乗っ取った感じで作り出した、というような感じだったと思う。 WindowsのGUI(Graphick User Interface)もMacOSの真似だといわれているが…。

現在のマイクロソフト社製OSの主流はWindows9X系であるが、そのベースはMS-DOSである。 95系のソースコードには、今なおDOSのコードが残っているという。 まさに、Windowsの中核はMS-DOSであるといえよう。

おまけ
MS-DOS上で動いていたWindows 3.1。そのバージョンアップ版がWindows 95である。
上で述べた通り、現在のWindows 9x系OSはMS-DOS の呪縛が今なお残っている。
それとは違い、Windows NT はゼロから作られたらしい。
NTはMS-DOSの呪縛がない、真の32bitOSであるようだ。

(1999/11/28)

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