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まぎのPC話

第12回 OSについて(2)

PC-OSの支配者:MS-Windows


Windowsは、事実上、現在のPC用OSのシェアNo.1を誇っているOSである。 製造元であるマイクロソフト社はウハウハであろう。 そういえばつい最近、米マイクロソフト社は独禁法に引っかかっているのでは?との裁判が絶えないようだ。 PC業界の現状を覗けばうなずけるのである。

俗に、Windowsといえば、現在では95系(窓98を含む)を指す。 NTも一応Windowsなのであるが、普通は別物として扱われる。

最終的には、95系とNT系は統一されるらしい。 最近まで私はWindows 2000で統一されるかと思っていた。 2000はNT系OSであるが、かなり窓98に近くなっているからそう思ったのである。 しかし、「Windows Millenium」 というコードネームで開発されているOSは95系らしい。 統一はまだされそうにないようだ。 (考えてみれば、NT4は窓95に、NT3.5は窓3.1にそっくりだ。窓98に近いからってすぐ統一と考えるのは浅はかだった。)

基本的にNT派の私でも、家ではさすがにNTは使っていない。 廉価版のWorkStationでも値段が高いし、USBにも未対応なので、USB機器が増えた我が家ではちょっと困る。 すぐ青い画面でオチてしまう窓98を我慢して使っているのは、現在正式にUSBに対応しているOSがこれしかないからだ。 95でもOSR2以上からは対応してはいるが、USB機器の方でデバイスドライバを供給してくれないので、やはり使えない。 (もっともらしい理由を挙げたが、最大の理由は「NTでは動かないゲームが多い」だからかも…) 次のNT系である2000はUSBやDirectXに対応しているそうなので、ちょっと期待している。 (が、所詮Windowsという見方もできる。すぐには手を出したくない。)

この業界にいる限り、Windowsは仕事上使わざるを得ないOSである。 だからこそ、もう少しまともなOSにしてほしいと思うのは私だけではないだろう。 まぁ、競争相手がいないのが良くないのかもしれないが。 かつてはいたのだが、全てMSの戦略により、消えてしまったり弱体化してしまっている。 どこか、窓と対等に渡り合えるOSを開発してくれないものだろうか? (そういう意味では、LINUXは頑張っている方だと思う。UNIX系なので初心者には取っ付きにくいという欠点があるけど。)

おまけ
Windowsといえば、すぐに再起動したがるOSでもある。
サーバとして使うはずのNT Server でもそうなのだから、困ったものだ。
つい最近会社PCにVisual Studioをインストールした時は、4回も再起動させられた。
これはどうにかならないものなのだろうか?

(1999/12/03)

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