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まぎのPC話

第13回 OSについて(3)

爆弾なOS!?:MacOS


アップル社のMacintoshで稼動するOS、MacOS。 なんか「そのままやがな!」と突っ込みたくなる名称だが、まぁそれは置いておこう。

私は学生時代にちょこっと使ったくらいのえせマックユーザーであり、マックの現状を知らない人間であり、 さらに言えば純粋なる(?)窓ユーザーなわけで、最近のりんご君(マックね)について語ることはできない。 だから、ここでは学生時代に使っていたバージョンのMacOSについて語ろうと思う。 (OSを語るといっても、これはマックでしか稼動しないOSだから、結局マックのことについて語るのと変わらないけどね。)

といっても、当時の私がそんなにマックに詳しかったわけでもなく、記憶も確かではないのだが、 学生時代末期(?)に出たOSが確か8だったはずだ。 ということは、そのころ主に使っていたOSのバージョンは 7.X.X ……やはり思い出せない。 とにかく、メジャーバージョンが7だったことは確かだ。 卒業研究で使ったマックはOS8を使っていたので、一番印象に残っているのはOS8なのだが。

当時使っていたマックは、現在の窓98と同等、いやそれ以上に危なかしいOSだった。 とにかく、「爆弾マーク」が良く出てきたのである。 爆弾マーク、通称「爆弾」(え?そのままだって?)は、システムエラー時にご登場するマークである。 まぁ、マックユーザーの人達には常識なのかもしれないけど、「爆弾が出たぁ!」となると、一大事なことなのだ。 が、爆弾出現が日常茶飯事になると「また出ちゃったよ」と、案外平気になるもんだ(本当か?)

私が使っていたマックは結構ボロボロだったので、爆弾がよく出てきたものだ。 その度に電源を入れ直すわけだが、これがまたビクビクものである。 マックは起動した時に顔マークが登場する。普通はニコニコ笑った顔が登場するのだが、 システムが死んでしまった時は泣き顔で登場するのだ。(「サッドマーク」といいます) 幸い、私はそういう場面に遭遇したことはなかった。 あれだけ爆弾を出しておいて、これは結構奇跡かもしれない(笑)。

ある学友は、起動した途端に泣き顔に遭遇した。それも、初めてマックを使った時に。 もちろん彼が悪いわけではなく、その前に使った人が悪かったのだと思うのだが、彼は先生にグチられていた。 今でも気の毒に思う出来事だ。かわいそう。

今のマックはどうなのだろうか? たまに聞くマックユーザーの声では、「よくフリーズするよ」というものが多々ある。 相変わらずなのだろうか?

おまけ
Windowsユーザーが初めてマックを使ったときは、結構とまどうと思う。
マウスのボタンはウィンドウズマシンより少ないし。
何より驚くのは、メディアイジェクトをするとき、そのアイコンをゴミ箱へ捨てることだろう。
私は窓95より先にマックを使ったので違和感は無かったが、窓ユーザーの人はどうしてもためらってしまうらしい。
確かに、ウィンドウズの感覚だとそのメディア内のデータを捨ててしまう感じがする。
今の私が、マックを初めて使うとすれば、やはりためらったかもしれない。

(1999/12/03)

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